-プロローグ-


まだ魔法があたりまえのように存在し、
天かける飛空挺が大空を埋めていた時代の物語。

“この空の彼方には、誰も行ったことのない浮遊大陸がある”

そんな伝説を夢見て、空賊に憧れる少年たちがいた。

『グレパドスの秘宝』に導かれ、消えゆく記憶の扉が開く。
空の彼方―――
そこは、翼ある者の住む、忘れられし天空の地。




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