-アーサー-

アーサーはイギリスの地で生まれ幼くして船に乗り、やがて日本で引き取られて育てられた。
だが彼は豪族の蒐集物の一つとして扱われ人間として扱われることはなかった。
成長した彼は己を人間として認めてもらうため刀を取ることを選んだ。
その結果、片方の目を失いそれと引き換えに死線を幾度も潜り抜けた己の力量への自信と
恋人と娘を得た。守るべきものを得、彼は次に成すべきことは手柄を立てることであろうと考え
異形の騎士を倒し剣を手に入れることこそ最大の名誉であると確信し大陸へと旅立った。
そしてソウルエッジの欠片と呼ばれる金属片を街で発見し日本への帰路に就いた。
彼は家族を養うために再び戦場を駆け巡る生活に戻る。
いくら武功を挙げても彼に対する周囲の目は変わらなかったが不安や焦燥が彼の心を苛む
ことはなくなっていた。それから二年が経った秋、流行病が彼の住む町を襲ったが
アーサーの家族は病にかからずに済んだ。それを彼が異国の地で入手したあの破片の
おかげと喜び肌身離さず持ち歩くようになったが流行病が過ぎ去り町が再び活気を取り戻し
始めたころから妻は度々体を壊すようになっていった。ある日アーサーが戦場から帰ると
床に倒れている妻と泣き喚く娘の姿が。苦しむ妻に何もできぬまま妻はこの世を去った。
彼のもとへ奇怪な風貌をした小男が訪ねてきたのは、その直後のことだった。
しかしアーサーは妻を失った悲しみと怒りに任せて小男を怒声で追い払うがその小男は
歪な笑みを浮かべ去り際に一言告げた。「あの欠片のせいでしょうよ…」
その言葉を聞いたアーサーは愕然とし慌てて小男を呼び止めようとした。
しかしその時にはその姿はどこにも見当たらなかった。
妻の葬儀を終えたアーサーは旅の支度を整え娘を連れ異国の地へと向かう船に乗る。

年齢

32歳

出身 イングランド王国
身長

171cm

体重

65kg

血液型

AB型

流派

辻斬一刀流

武器

日本刀

武器名

月山




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